このような症状の方が来院されています

マラソン後の膝が痛む30代会社員

東京マラソン後の膝の痛みを訴え来院

先日の東京マラソンの25km地点ぐらいから痛みが出始めた。
痛みは徐々にひどくなり、35km付近からは歩くのも辛かった。
東京マラソン出場のため、この半年間は毎月100kmぐらい走っていたが痛みが出ることは無かった。
考えられる原因として、20km以上連続して走ったことがないのと、2ヶ月前に靴を新しく購入したことぐらいである。

初診時の症状

ハムストリングと大腿四頭筋（ふともも前面と後面）の痛みあり
骨盤の左右差あり
股関節の圧痛あり

治療に用いた施術

問診と検査結果から膝の中の問題よりも、膝の外側の問題であることがわかったので、骨盤と腰部、さらには関連する筋肉をFAKTR治療で改善。
治療後は来院時の痛みが3分の1に減少した。
3日後の来院時には筋肉痛も改善し、膝の痛みもほとんど気にならなくなったのでメンテナンスに移行した。

治療風景

写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

担当カイロプラクターからのコメント

ランニング特有の膝の痛み

今回の患者様の症状はランニング特有の膝の痛みです。
ランニングで痛める代表的なものに腸脛靱帯炎がありますが、今回の症例は大腿四頭筋とハムストリングとよばれる太ももの筋肉の酷い筋肉痛（筋挫傷）が原因だったようです。

クッション性の高い靴に変えた事が原因

また元々の原因を探ってみると、クッション性の高い靴に変えた事が原因のようです。
足のクッション性が高くなると、それよりも上にある膝や股関節がぶれるため、痛めやすくなります。今回の患者様もそれに該当すると思います。